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不妊治療には、「一般不妊治療」と「高度医療」の2種類の治療があります。「一般不妊治療」は、女性の体内(卵管)で自然に受精することを目指して行う治療です。薬を使った治療や人工授精などがあげられます。一方、「高度医療」は、女性の体内で受精することにこだわらないという治療です。たとえば、卵子を体外に取り出して受精させる体外受精が代表的なのですが、高度な技術を駆使して受精をさせる治療になります。最初は、「一般不妊治療」を段階的に行っていきます。そして、それでも妊娠ができなかった場合は、「高度医療」を行っていくかたちになります。
不妊症の原因は、女性にだけあるわけではありません。男性側が原因である場合も多いのです。不妊症の原因は、男性側にある場合と女性側にある場合と半々だというデータもあります。男性が受ける不妊検査でもっとも基本的な検査がこの精液検査です。精液検査は、男性がまず最初に受ける検査で、男性の精液を採取して精子の状態を検査するものです。精子の数や運動率などを詳しくみていきます。精液の採取方法は、ご自分の行為で精液を採取するのですが、それを病院やクリニックなどで直接採取する場合と自宅で採取する場合とがあります。

Infertility:Fertility And Pregnancy Information
不妊検査について
<主な不妊検査>
・基礎体温表
こまかな温度変化を測定できる婦人体温計を用いて、排卵の有無や排卵日を調べます。測定方法は、朝、目が覚めたら布団から出る前に舌の下に体温計を入れて体温を測定します。必ずしも同一時刻である必要はありませんが、身体を動かし始める前の体温測定が重要になります。計った体温を基礎体温表に記載して折れ線グラフを作ります(体温表の作成)。
○排卵の有無を調べる
一相性:基礎体温が一相性の場合には,排卵がないことが考えられます。
二相性:基礎体温が低温相と高温相の二相性を示し、二つの温度差が0,3℃以上であれば一般的に排卵があると考えます。
○排卵日の推定
個人差はありますが、低温相の最終日と高温相の初日の間に集中しています。
○黄体機能の評価
高温相が10日未満の場合は、黄体機能不全と診断されます。これは、受精卵が着床する場所である子宮内膜の環境が悪い可能性が考えられます。
○妊娠
基礎体温の高温相が約15日以上持続している場合には妊娠が考えられますが、その最終確認は尿の妊娠反応で確認します。
<排卵に関する不妊検査>
(排卵異常があるかどうかを調べます)
・基礎体温(BBT)測定
一般的に、体温には2相性(山と谷がある)があります。2相性であれば、排卵があると考えられるのですが、これが1相性で ある場合は排卵に異常があると考えられます。また、2相性であっても、高温期が短いと異常があると考えられます。
・LH、FSH測定、TRHテスト
この検査は、生理の5〜8日目に行います。血液を採取し、血液中LH(黄体化ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)、プロラクチンという3種類の下垂体ホルモンレベルを測定します。そして、そのパターンによって排卵障害の原因部位を測定する 検査です。
・黄体機能検査
この検査は、高温期の中頃に行います。排卵が起こると卵巣に黄体が作られ、プロゲステロンという黄体ホルモンが分泌され ます。しかし、この黄体ホルモンの分泌が少ないと、基礎体温の高温期が短かったり、ギザギザしたりして妊娠しづらい状態となるのです。
・超音波検査
卵巣には卵子を包んだ卵胞というものがあります。卵胞は、FSH(卵胞刺激ホルモン)の作用で、排卵の時期が近づくにつれて大きくなっていきます。そして、排卵直後には2cm以上にもなり、排卵後には縮小し消えるのです。超音波検査では、卵胞の大きさを計測して排卵時期を推定します。また、実際に排卵が起こったかどうかを確認します。
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